BLOG
Web3その1
2022/09/20 08:07

1990年代に離陸したネットは、利用者が「見るだけ」のWeb1.0から、SNSなどで「自ら発信する」Web2.0へと進化しました。しかし、グーグルなどにデータや利益が集中するような事態になりました。Web3では無数の個人コンピューターに分散してデータを保存・管理するので、巨大プラットフォーマーによる中央集権的な構造から分散型に変化し、事業ごとに人が集まり、資産を購入したり報酬を受け取ったりする仕組みが作れるようになります。その結果、証券取引所や銀行を経由しない分散型金融DeFi、メタバースなど新たなビシネスが出てきています。一例をあげれば、米大手ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツは仮想通貨ファンドで45億ドル(約6400億円)を調達し、有望なWeb3企業に投資すると発表しました。また、世界のWeb3企業は株式ではなく、事業やプロジェクトの価値を裏付けに発行するトークン(暗号資産)を使って資金調達を始めました。今後Web3はどうなっていくのか。注目していきます。

 

 

一覧に戻る

ページの先頭へ