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2022年最低賃金
2022/08/02 09:10

2022年度の最低賃金は前年度に比べ31円増の961円で決着しました。10月1日から適用される予定です。現行の地域最低賃金のワーストは、高知と沖縄の820円です。
これが、850円になります。30円×8時間×20日間とすると、月の増額は4800円です。中小企業の正規の従業員の賃上げ額が約5000円ですので、有期の時間給者が正規の月給者と変わらないことになります。仮に正規の従業員の昇給を見送る会社も、有期の時間給者の時給アップは見送ることはできないので、昇給については、正規有期逆転が起こるかもしれません。そんな決定です。これを1000円まで引き上げるとしたら、1000円×8時間×20日間で月額は16万円です。もはや地域の高卒初任給並みです。
政府は何を考えているのか。政権維持(公明党)に配慮し過ぎて地域の中小企業の維持をないがしろにしていることになぜ気づかないのか。日本は中小企業で成り立っていることを忘れてしまったのか。

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