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バナナを守ってください
2022/07/25 13:47

バナナを枯らす病原菌が世界で猛威を振るっています。病原菌はカビの一種の「フザリウム菌」で、土に潜み、根から入り、バナナの「血管」を壊すそうです。水や栄養分が吸えないバナナは枯死し、菌がいた土は、何十年も感染の危険が残るそうです。今のようなバナナは紀元前5000年以上前に突然できたタネがないタイプを東南アジアで栽培したのが始まりだとか。芽を植えて増やし、特徴は均質。感染が広がると、全滅の恐れがあり、タネがないだけに品質改良も難しいと言われています。
2023年度からは東京農工大が率いる日本側とペルー側の国立ラ・モリーナ農業大学などが診断や土壌管理といった対策の充実に挑む予定です。科学者の中には、人類の果てしない欲望が美味で栽培に向くバナナだけを選抜し、大量生産を続けてきたことが新たな病原菌の蔓延を招いたとみる人たちもいます。バナナにも多様性が必要だと言い切ります。
世界で5億人近くがバナナを主食にするといいます。私も毎日バナナを食べます。バナナが無いと朝を迎えた気がしません。コンビニにも高級バナナが並びます。地球上のバナナをぜひ守ってください。家族全員で毎日バナナを食べますのでお願いします!

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